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学校が そこにあるということ②

春の柔らかい雨の中、長子の中学校入学式がありました。

その直前、先ブログに記したように一週間ほどカンボジアに滞在しており帰国したばかり。感じるものの差異に 頭も体もついていけないまま、日本のきっちりとキレイな式に参観してきました。

 

暑い・熱い 体当たりだった6日間。

バタバタの新年度にかまけて熱気の余韻が抜けてしまわないうちに、怒涛の記憶を記すことにします。

 

 

 

高床式住居の床下が幼稚園!園舎がないので先生のお宅。
高床式住居の床下が幼稚園!園舎がないので先生のお宅。

参加してきたボランティア活動は、日本のNPO法人が企画するツアー。

カンボジアの子どもたちが“挑戦できる未来”をつくるため、学校建設や衛生指導などを通し支援を行っています。
日数や時期を選んで参加することができるのですが、年明けのからの2~3カ月で、約100名の参加者を受け入れたそうです(私の参加は今シーズン最終回)。
駐在スタッフの進行・カンボジア人スタッフや馴染みの運転手との連携もバッチリ!良い雰囲気です♪


カンボジアについての知識と言えば、このような程度のワタクシ。。。(+_+)

・日本初のPKO派遣先である

・ヒンドゥー教と仏教が入れ替わる歴史をもつ

・アンコールワットが何教のお寺かよくわからない

・フランスの植民地時代があり、一時は日本も進駐していた

・第二次世界大戦後に独立した

・内戦からのポル ポト政権圧制、甚大な教育や文化の損失

 

遺跡の有名な国ですが、やはり最後に挙げた 文化の空白ともいえる内戦を避けては語れません。

1991年の和平協定まで続いた混乱は、30年ほど前の現代でありながら その実際が衝撃的すぎるものでした。

 

ボラツアーのガイドさんも、その渦中に親戚を亡くしています。

私と同年代の彼ら(兄弟で通訳ガイドさん!)は、小学生の時に自宅近くでPKO活動をする日本の自衛隊員と挨拶を交わしたことがきっかけで、日本語を学び通訳業に就いたそうです。

 

語学を学んだといっても、

 兄「長男だったから中学中退して働かざるを得なかった。寺子屋で頑張って学んだ」

 弟「高校に通う傍ら、日本語は寺子屋で教えてもらった」

日本のようにE〇〇やN〇V△に通えるのは裕福な階層の人だけ、という実情は30年後の今も大きくは変わっていません。

また、寺子屋で教える僧侶の中にも、

家庭が貧しいために、衣食住と学問の機会を得るために出家したケースが多いということです。

 

知識は身を助けるの通り、学びが人生を切り拓くのは事実です。ただ、学びのスタート直後に、走り続けられなくなる子ども達が まだ大勢いるのがカンボジアの現実。

そのごく一部かもしれませんが、実際に見て、感じて、触れることで、私の「知識」は「実感」に変わりました。

 

 

landscape from the car

ハノイ乗り継ぎで、中部国際空港から約8時間!

日本との時差は−2時間。

降り立ったシェムリアップ空港は、プノンペン空港と共に カンボジアの空の玄関口です。

(陸は…タイ国境紛争のため未だ厳戒態勢の所も)

最近、市街地近くより移転した 真新しい空港から「まだ夕方か~」と出た途端に、ムワ~ッとした熱気に溶かされそうになりました。

なんせ、乾季も終盤で 4月からが暑さの本番!

最低気温25度、蝉の鳴くシェムリアップです。

 

さあ、出迎えてくれた駐在スタッフと共に、市街地へ45分ほど車を走らせます。

空港までの道路は整備されているものの(コロナ渦の事業だそう)、郊外の道路にはトゥクトゥクで引く荷車、道端の屋台、その奥に見える簡素な家々…

「知識」として見たことのあるカンボジアの風景は、人々の生活・パワーが直に伝わってくるようなものでした。

 


*カンボジアなるほど(驚き)ポイント*

 

①郊外の家が高床式なのは、サソリやネズミの被害を避けるため(水辺の高床式住居←これは次回、とは理由が異なる)

②乾季の降水量は非常に少なく井戸が枯れてしまうこともある

③下水道の処理能力によりトイレに紙は流せない(とはいえ、上下水道のある地域の話)

④10歳くらいになると原付に乗る子が増える(弟妹を乗せて走る中学生くらいの子も珍しくない

Σ(・□・;)

⑤自転車もバイクに交じって交差点に並んでいる

⑥右折(右ハンドルなので、日本での左折)時には「歩行者をよけて躊躇なく」曲がる

⑦犬は放し飼いが殆どで、夕方になると家に戻るワンコによく出くわす

 

さあ、明日からどんな毎日になるのか…と、熱いのか冷めているのか 自分でもよくわからない胸中でホテルへ向かうのでした。

 

 

 

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